日能研流新3年生のノートの準備と使い方
日能研流新3年生のノートの準備と使い方まとめ
初めてノートを取るという作業をするので、しっかりとレクチャーしてあげて下さい
授業用ノートと振り返り用ノートをしっかりと整えることで、学習がしやすくなるはずです
復習に対して重要性をおいている日能研の学習スタイルでは、振り返り用ノートは重要です
さらに、学習用ノートにて授業を振り返ることも重要です
つまり、ノートの取り方がポイントになってきます
ふり返りを意識したノート
小学2年生までと小学3年生からでは、ノートの使い方が大きく変わる事をご存知ですか?
小学2年生までは、ノートには問題の解答のみを記載する使い方が大半だと思います
いっぽう小学3年生になると、授業・講義の内容をノートに記載し復習をする時に授業・講義内容の振り返りや知識定着のためにノートの情報を使うようになります
2年生までのガウディアと新3年生から始まる日能研でも大きな違いが見て取れます
ガウディアではプリントを利用し、答えをプリントに書き込むスタイルの授業です
日能研では、新3年生の予科生からノートを使った授業・講義スタイルになります
つまり日能研での新3年生からは、ノートの取り方を教えておかないとマズイことになります
講師が板書した内容をどのようにノートに記載して持ち帰ってくるか
何色のチョークで書いた文字は、ペンでは何色でノートに記載するというように、どこに何を何色で書くのか細かくルールを決めておくと良いです
このノートに授業内容を記録する作業を身につけておかないと、全て頭中に記憶するという高難易度の能力を発動しエビングハウス忘却曲線のルールに従い次の週にはすっかり忘れているという状態になります
そうならないためにも、ノートの取り方のルールインプットは早期に行なっておく事をお勧めします
日能研ノートの特徴
日能研には、日能研ノートというノートが存在します
1冊100円です
この日能研ノートは、8mmの方眼ノートになっていて我が家はこのノートを使っています
中学入学後も日能研の方眼ノートを使い続ける生徒がいるくらい、使い勝手は良いノートのようです
また日能研では、科目毎にイメージカラーがあるのでそのイメージカラーに合わせてノートを準備するのが良いでしょう
青色は、算数のカラーです
紫色は、国語のカラーです
方眼ノートは、書店でノートの取り方に関する書籍でも進められていますし、私も仕事や子供に教える時には方眼ノートを使っています
見やすく整理しながら、情報をアウトプットするにはとても効率の良いのが方眼ノートだと個人的には確信しています
先にも記載しましたが、新3年生から記載するノートの情報は講義の振り返りや知識定着のために重要なアイテムとなります
そのため、後々見返して授業・講義内容が理解できる必要があります
理解できないノートは、単なる落書きノートなので気を付けないといけません
方眼ノート利用のルールとして、8mmの方眼マスひとつにひと文字というルールにします
こうすることで、文字感覚が強制的に保たれるため文字が読みやすくなります
さらに、文字のサイズも均等になってくるので、文字サイズの矯正も出来るので良いです
子供の象形文字のようなユニークな文字を、少しでもふり返り時に読める文字にしておく工夫が必要になります
また、日能研でのノート術では2種類のノートを準備します
1冊目は、授業用ノートです
呼び方は色々あるかと思いますが、我が家では「授業用ノート」と呼んでいます
この授業用ノートでは、日能研の授業・講義で先生の回答や解説・問題の解き方などの板書した内容を記載します
講師からの回答のためのヒントやポイントを持ち帰ってきます
こうすることで、復習時の振り返りの際に授業の光景を自宅でフラッシュバックさせることが出来るようになります
2冊目は、振り返りノートです
こちらも授業用ノート同様に呼び名は様々です
日能研のテキストには、「振り返りノート」という項目があります
今週の講義の内容の振り返りなので、復習ですね
日能研ではとりわけ、学習の流れで予習よりも「復習」を重要視しています
この振り返りノートは、授業用ノートとは別にして管理していくことが重要です
後々振り返った時に学習のポイントや講義内容を、自宅学習の内容と区別しやすくするためです
国語・算数の2科目で合わせて、合計4冊のノートの準備が必要になります
まずは、この4冊のノートに使い慣れる必要があります
国語ノートの準備と使い方
国語のノートは、日能研の8mm方眼ノートを横向きにして縦書きで利用します
授業用ノートに関しては、下から1/3(7マス分)の空白エリアを作って線を引いておきます
また、残りの上2/3には、授業・講義での内容を記載します
下1/3の空白エリアには、講義・授業内容の補足を記載するようにします
振り返りノートは、上から2マス空けて線を引いておきます
上2マスには、日付・大項目番号・中項目番号を記載します
あらかじめ大項目・中項目番号を記載しておくことで、回答場所が迷子になるのを防ぐことができます
決めておかないと、フリーダムよろしくカオスな状態になるので注意です
ノートを運用し始めてから、追加で決めたルールは「題名」の記載です
実際大項目番号と中項目番号だけで、見返した時に少しわかりにくさを感じたためです
そのため、見返し時に迷子にならないように明示的に講義テキスト内容にある「題名」を記載するようにしました
実際の使われ方を少しご紹介しますと・・・こんな感じになります
まぁ理想と現実とのギャップに心折れそうになりますが、ルールが無いよりはマシな程度には仕上がってきます
今後に期待!
算数ノートの準備と使い方
算数のノートも国語のノートと同様に、日能研の8mm方眼ノートを使います
国語と違って、算数は通常通りの向きで利用します
授業用ノートに関しては、見開き左側のページには講義・授業内容を記載し右ページは計算用のページとして使います
初めのうちは、右側の計算用ページはほぼ白紙状態でもったいなくも感じますが・・・
学習においては、ノートは贅沢に使っていきましょう
細かく詰め込むよりも、ノートは大胆に贅沢に使った方が良いと言われているのでここはもったいないお化けおは押さえつけておいてください
振り返りノートに関しては、左から2マス空けて線を引いておきます
見開きの使い方は、授業用のノートと同様に右のページは計算用のページとして使います
こちらも、国語のノートと同様に実際の使われ方はこんな感じです
国語同様に、心は折れそうになりますが負けずに続けて行きましょう!
ノートの準備と管理方法
日能研の授業用ノート・振り返り用ノートの準備と管理ですが、当然親の関わりは必要になります
ノートのラベル貼りも重要です
ノートの表紙中央に、ラベルを貼っておくととても使い勝手が良いです
「国語(授業用ノート)」「国語(振り返りノート)」、「算数(授業用ノート)」「算数(振り返りノート)」のラベルシールを用意しておくと便利です
最近では、このようなラベルはパソコンでサクッと簡単に作れてしまうので便利ですね
ラベルシールを貼っておかないと、後々の管理が大変になるので重要な作業になります
ラベルシールに関しては、【中学受験】日能研流ノート術(新4年生)【ノートの取り方・準備】 に紹介してありますので参考にしてみてください
ノートの線を引く作業も、親の大切な作業になりますのでやっておきましょう
我が家の場合、青色の線で毎週数ページの単位で準備します
また、子供には記載して欲しい情報を明確に伝えノートにポイントしておくのも良いと思います
我が家では、題名と大項目番号は子供と一緒に記載し講義・授業に向かうようにしています
ノートの管理に関しては、こまめにノート利用のルールを守れているのかをチェックしてあげて下さい
実際、線を引いて記載内容の説明をして送り出しても、カオスな状態で帰ってくるのが常です
しばらくの間は、細かなレクチャーと並走が必要だと感じました
講義・授業の内容のどの項目をどこに記載したのか、記述した記憶が新しいうちに内容の認識合わせをしておきましょう
気を抜くと、暗号めいたユニークな言葉と文字が並び振り返っても探偵並みの謎解きセンスが必要になることがありますのでご注意ください
ノートの使い方だけとっても、親のフォローは欠かせないですが二人三脚で楽しみましょう!
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