成績アップにつなげる夏の模試結果分析の基本
6年生最後の夏
夏期講習もてんこ盛りで、塾側もかなり本気モードに切り替わってきます
我が子はまだ「やる気スイッチ」がONにはなっていないですが、周りの生徒をみるとみなさん「やる気スイッチ」がONになってきています
塾での定期テストの結果でも、通常学習量で今までの順位から下落していることを考えると、周りがやり始めて全体的に底上げしてきていることをテスト結果から感じ取れます
我が子も早く「やる気スイッチ」をONにしてもらいたいところですが、そもそも「やる気スイッチ」がついているのかも微妙なところです
焦るのは親ばかり
そんな中でも模擬試験の結果を目にする機会は増えてきます
この模擬試験の結果を正しく分析して、理解することで学力アップに繋がることは間違いないと思います
そんな重要な試験結果をどのように分析していくのか、一緒に見ていきましょう
結果の分析
まずはごくごく当たり前のポイントにはなりますが、各教科ごとの得点分布に注目します
得点もしくは偏差値の平均値(中央値)を算出し、子供の現状のポジションの確認です
偏差値の出し方はとても複雑なので、模試結果情報に付随してくる情報で確認するのが良いですね
ちなみに進学塾事に、生徒のおおよその偏差値レベルを集計した記事も過去に書いているのでご参考までに確認ください
日能研の偏差値情報
四谷大塚の偏差値情報
栄光ゼミナールの偏差値情報
SAPIXの偏差値情報
この段階で、第一希望の学校と今とのギャップを確認しておきましょう
この夏時点で、第一希望の学校から偏差値でいうと10程度下回っているくらいであれば、まだなんとかなります!
弱点の特定と対策
結果を項目別に分析をしていきます
各問題での正答率が確認できるかと思います
その中で特に正答率の低い問題をあぶり出して、弱点ポイントとして認識します
この弱点ポイントを明確にすることが重要です
また、弱点ポイントを少しでも克服することで、間違いなく成績向上結果に繋がります
弱点の対策は、数多ありますが・・・個別指導による学力向上が一番確実だと思います
参考までに個別指導のご紹介の記事も作成しているので乗せておきます
またこの代々木進学会も万能感ありますので、一度覗いてみると良いかもしれません
他の方法もあります
弱点に対する反復学習です
弱点問題を繰り返し解くことで、知識の深度が高くなります
また、新たな気づきを生み出し「得意」に変化することもあるので、根気はいりますが反復学習は有効策と言えます
ただし、いきなり大量の問題を反復だと、どんなにポジティブお化けの人でも心折れると思います
小さな単位で、繰り返し負荷のない分量での反復から始めてみてください
学習計画の見直し
模試の結果かから、手応えのあった問題やミスを言語化して振り返ってみるのが良いでしょう
言語化することで、次のことが見えてきます
- 問題自体が理解できていないのか?
- 問題は理解できているが解き方がわからないのか?
- ケアレスミスなのか?
模試での間違いがどのタイプに分類されるかによって、学習計画に修正を加えます
問題自体が理解できていなのであれば、苦手分野の重点復習が有効的でしょう
問題は理解できているが解き方がわからないのであれば、塾での過去のノートを振り返ってみると良いでしょう
少しのヒントで、解き方がフラッシュバックしてくると思うのでとても振り返りしやすいです
ケアレスミスがこの中では、実は一番厄介です
これは色々な対策が紹介されていると思いますが、一番効果的なのは「時間配分」です
時間に余裕をもたせることで、試験の際の焦りを減らし落ち着いた回答ができるようになります
もちろん、限られた試験時間でどうやって時間を捻出するのかですが、一番手っ取り早いのは基礎問題のような思考が不要な問題は直感で回答できるように仕上げると効果的です
学習計画を立てるのが苦手だなぁって人はこちらを利用するのもありですよ
学習計画立てるなら模試の活用法
模擬試験自体の活用では、間違った問題の解説確認はもちろんですが
回答に迷った問題を、自身のある解答として答えられる裏付けの確認も有効です
試験中の迷いは時間のロスに繋がります
また、解答・解説のスクラップブックも有効です
振り返りしやすいように情報を集約することであったり、苦手分野の克服にも大いに役立ちます
また、間違っていた問題は、すべて解き直しておくとよいでしょう
同じ問題は出ないかもしれないですが、同じ傾向の問題は出ます
そのためにも、得意不得意の傾向を理解し不得意な分野を潰し込んでいきましょう
メンタルケア
結果に対して、親は一喜一憂するのではなく人一倍落ち着いて受け止めましょう
結果が悪くても、結果が良くても心乱してはいけません
勝負は2月1日なのです
その日がピークになるように、学力と気持ちを育てていく必要があります
結果が悪いときは、リフレッシュも良いでしょう、気持ちの切り替えも重要です
結果が良かったときは、油断しないように落ち着くのも必要です
良くも悪くも、弱点のあぶり出しと克服のための通過点だと考えて過ごしましょう
第一志望の本番試験以外のすべてのテストや試験は、単なる模擬試験です
模試の結果を最大限に活用し、効率的な学習ステップを計画していきましょう
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