【中学受験】2021年6月日能研授業レポート2W(小3・予科生)

2021-06-28

2021年6月日能研授業レポート2W(小3・予科生)

日能研の授業レポート(ことわざ・慣用句の覚え方)

ことわざ・慣用句が出てきましたが、どちらも覚えにくいですよね。

みなさんどのように覚えさせていますか?

また、どのように覚えました?

こんにちは、凛(りん)です。

今回は、ことわざ・慣用句の覚え方を徹底的に攻略してみたいと思います。

ことわざとは、生活の知恵や戒め・教えを昔から多くの人によって、脈々と伝達されてきた言葉です。

多くのことわざは、簡単で覚えやすい言葉として作られています。

言葉を読んで、その生活や行動から言葉の意味が直感的に理解できることが特徴的ですね。

慣用句は、二つ以上の単語から成り立っていて、ひとつの定型的な表現となります。

多くの慣用句は、現代の子供にはその言葉から意味が想像しにくいことが特徴的です。

言葉の通り、想像してしまう素直な子供には慣用句は苦戦すると思います。

逆に言うと、子供って素直だなぁと感じる瞬間かもしれないですね。

そうはいっても、ことわざも慣用句も覚えなくてはいけない学習項目です。

さてどのように攻略していったらよいのか考えていきましょう。

ことわざは、およそ1000年前の平安時代の頃にはすでにあったと言われています。

ことわざが覚えにくいのは、古い時代に作られていることが原因だと考えます。

合わせて、小学生には知り得ない言葉も出てきます。

例えば、「一寸(いっすん)先は闇」という言葉に出てくる「一寸」という言葉、およそ3cmですが現代では一寸と言う言葉で長さを表現することは無いですよね。

また、「糠(ぬか)に釘」という言葉に出てくる「糠」は、小学生の日常になかなか無いですよね。

つまり、小学生にとっては日本語だけれど、意味の分からない言葉として認識されます。

まぁ意味が分からなければもはや、日本語でもないのかもしれません。

知らない言葉、聞いたことの無い言葉を覚えることの難易度の高さは、大人の我々には理解できますよね。

そう考えると、言葉を絵で表現し言葉を理解することが重要だと感じました。

無秩序に言葉を並べて、ことわざを覚えるのではなく言葉の理解を先にすることで覚えやすくなると思いました。

次に慣用句です。

慣用句は、ことわざと違い昔の表現ではないため、言葉の理解は出来ます。

ただ、言葉通りの意味合いをイメージすると、とてもおかしな表現になってしまいます。

慣用句は、「感情」に紐づく表現が多く出てきます。

例えば、「頭が下がる」という感情は、「感謝する」という感情表現ですね。

感情表現と紐づけて覚えるようにするとスムーズだと思います。

逆に、感情から慣用句を引き出すと、一つの感情表現で複数の慣用句が出てくるようになります。

感情表現からの逆引きで慣用句を引き出す応用ができれば、今後の受験対策でも十分対応できるレベルになるでしょう。

ことわざと慣用句学習にお勧めの本です。

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