書き方教室(書写教室)美文字体験レビュー②

2020-12-21

書き方教室(書写教室)の体験レビュー2日目

1回目の公文書写教室の体験から1週間が経過しました。

今回は、公文書写教室の2回目の体験授業の美文字体験レビューになります。

教室へ入室後は、先生が優しく迎え入れてくれます。

普段は人見知りで引っ込み思案の下の子ですが、綺麗な先生だったのが良かったのかニコニコで入室していきます。

習い事に関しては、講師や先生のことを子供が好きになるか?ということも、習い事を選ぶポイントとしては大切ですね。

良い例だと思いました。。。良いのか?

1回目のかきかた課題提出

まずは、先週出された課題の美文字トレーニングの宿題提出です。

2回目の授業中に、先生が1週間分の成果を添削してくれます。

下の子が提出した宿題では、運筆(うんぴつ)の課題結果として「真っすぐに線が書けている」ということをほめられたようで、子供は大喜びでした。

まだまだ、ほめられることによる承認欲求を満たしてあげる必要のある年頃ですね。

そういう意味では、習い事での達成感と承認欲求の満足度は、十分に得られる環境のように感じました。

良い環境です!

美文字を習得するための集中力

2回目の本日は、運筆の他に文字の練習も入ってきました。

正しい姿勢で、美しい文字を書くためには「正しい鉛筆の持ち方」と「集中力」が必要となります。

大人はそうだろうなぁと理解できるのですが、子供にとってはこの「集中力」に関しては曲者です。

正しい姿勢は、見た目で確認できますが「集中力」はどういったものなのか説明しづらいです。

子供の間ではやっている鬼滅の刃では、「全集中!水の呼吸・・・」なんていう言葉も出てくるので、最近の子供には多少「集中」とはどういったことなのか伝わり安い気もしますが。。。

とはいえ、今回も20分程度で集中力は切れてしまいました。

子供の口から「疲れたぁ・・・」の言葉があふれ出します。

鉛筆をコロコロ、消しゴムをコロコロと集中力は0%です!

直線を書くだけの運筆ですら、波線(~~~)を書いてみたり、ふっにゃふにゃの線を書いてみたり芸術要素が入ってきた創作をするありさま。

極めつけは、先生が「あと何枚できそう?」と尋ねると、下の子は「ゼロま~~~い(0枚)」と答える始末。

恥ずかしいやら、困るやらでため息が出てしまいます。

美文字トレーニングに向けた今後の課題

次回は3回目ですが、下の子の思いとは裏腹に圧倒的に不足している本人の集中力

大きな課題に直面しております。

書き方教室(書写教室)に通わせたい思いは、親としてはとても強いのですが・・・。

圧倒的な集中力不足の課題が露呈した今、とても悩みどころです。

本人とじっくり話し合って、決める必要がありそうです。

書き方教室での美文字と脳の関係

先生から、このような指導を頂きました。

鉛筆(筆・ペン)の持ち方に関してとなります。

正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方では、縦の線は「手」自体を動かすことなく「指先」だけで長く線を書くことができるとのことです。

このような持ち方で、真っすぐ長い縦の線が引くことのできる持ち方が、先生から指導いただいた正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方とのことです。

実はこの正し鉛筆(筆・ペン)の持ち方は、脳科学の観点から学力に深いつながりがあるとのことです。

つまり、正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方が、勉強や学びに大きな影響を与えるということになります。

学習の際に、「書いて覚える」といった学習方法を経験された方も多いと思います。

私も同様に、書いて覚えるタイプでした。

書いて覚える学習方法では、ある程度覚えることができた後、学力に伸び悩み始めるとのことです。

この学力の伸び悩みが、実は「正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方」で、文字を書くことをしていないことが原因だといわれています。

これは一体どういったことだと思いますか?

「脳」のバランスが、大きく関係してきています。

正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方で文字を書くことで、「右脳」と「左脳」をバランスよく刺激するとのことです。

この「右脳」と「左脳」をバランスよく刺激することが、学力向上にはとても重要であるとのことです。

学習をするということ自体は大切ですが、正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方で文字を書くということで、右脳左脳がバランスよく刺激され、効果的に学習ができるということになります。

東大生は正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方をしている

正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方の話をしましたがが、東大生の約8割の学生は正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方しているとのことです。

右脳左脳のバランスの良い刺激が必要であるということが、実証されているように感じてしまいますね。

指先への刺激ということでは、「中指」への刺激が右脳左脳をバランスよく刺激するとのことです。

しかもその中指への刺激は、シャープペンシルではダメで鉛筆(筆・ペン)でないと効率よく刺激ができないとのことです。

まとめると、効率の良い学習をするのであれば、「正しい鉛筆(筆・ペン)の持ち方」で右脳と左脳をバランスよく刺激する

ということが、とても大切であると考えられますね。

昨今では、スマートフォンやタブレット、私もそうですがパソコンを使っていると鉛筆(筆・ペン)を使って文字を書くことが大変少なくなってしまっている方も多いと思います。

時折、鉛筆(筆・ペン)への温かみを見直して、使ってみるのも良いかもしれませんね。

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