【中学受験】学力育成テスト攻略(その2)【虎の巻】 

2022-10-24

学力育成テスト攻略(その2)

日能研学力育成テスト攻略

みなさん、突然ですが育成テスト向けの学習ノートってどうしていますか? 

いろいろ試行錯誤されていませんでしょうか? 

我が家は、残念ながら試行錯誤しています 

正直、正解はないのかなぁって考えています 

なんせ、2歳違いの兄弟間でも性格・好み・学習スタイルが大きく違います 

根気よく付き合っていくしかないのですけれどね 

こんにちは、凛(りん)です 

前回4年生になると、テストの回数と数が増えることをお話しました 

この回数の多いテストを効率よくサイクルさせるためには、それなりに対策と準備が必要になりますよね 

今回はその対策のひとつとして、少しご紹介したいと思います 

4年生では、週に2回で4コマの授業内容をこなします 

2週間に1度の学力育成テストをサイクルさせるためには、復習のタイミングはとても重要です 

当然ですが、平日は小学校がありますね 

通塾と通学以外に習い事をしているご家庭もあると思います 

水泳・書道・ピアノ・そろばん・バレエ・・・ 

夜は遅くまで学習させると、子供の成長も気になってしまいますね 

そういった意味では、学習時間は日常のスキマ時間の使い方も重要になってきます 

平日の勉強タイミングを考えてみましょう 

朝勉

なんと言っても「朝勉」の効率の良さはみなさんもご存知だと思います 

登校時間は決まっているため、決まった時間にしっかり起きることができれば確実に学習時間を確保することができます 

1日1時間確保するとします 

平日のみに限定しましょう、土日は親も休みたいです・・・正直 

月次でおよそ20時間、年間240時間の学習時間を確保できます 

開始当初は30分から始めてみても良いと思います 

まずは、朝勉のリズムを生活に取り入れることからスタートです 

そして、朝勉のタイミングでやるべき科目は「算数」です 

それも計算問題 

算数の計算力は、やらなければ落ちていきます 

我が家では、夏休みに計算をサボったばかりに夏休み明けのテストは散々な結果でした 

そして夏休みが終わって2ヶ月が立ちましたが、やっとリカバリーできてきた感じです 

計算力は落ちやすくリカバリーしづらい学力であることを身をもって確認できました 

話を戻しますが 

朝勉は寝起きのタイミングなので、長文を読んで考えるような問題へのチャレンジには向いていません 

そういった問題は、登校後のタイミングに回してください 

計算は、直感力と日頃の鍛錬の科目になります 

朝から計算をすることで、脳に思考のエンジンをかけます 

計算の問題って、地味に多くて気持ちが乗らないとなかなか進まないです 

それを朝のうちにやっつけます 

これで、登校後の時間の学習の中での中だるみ要素が減ります 

下校後

下校後は、通常学習モードです 

とは言っても、朝勉で計算は終わっています 

小学校の宿題、塾の復習、テスト対策とやることはありますがスムーズにこなせればおよそ1時間から1時間半程度の分量です 

ちなみに皆さんのご家庭では登校後の勉強スイッチ入れられていますか? 

我が家は、このタイミングのスイッチの切替が一番むずかしい・・・というか未だに切り替えがスムーズではありません 

上の子は学校楽しい! 

下の子は学校つまらない! 

以前、いじめられているのか?って疑惑すら親が持ってしまうくらい学校が嫌いです 

そんな中、それぞれのテンションで開放感をもって帰宅するので毎日後はお祭り騒ぎです 

コロナ生活の中、下校後は必ず全身シャワーを浴びるのですが、兄弟でシャワー開始すると5分、10分、15分経過しても出てきません 

しびれを聞かせて、声をかけ出てくるのはシャワー開始から30分後です 

そこから、学校での出来事の報告と愚痴をひとしきり報告を受けて、兄弟喧嘩も軽くします 

下校後、勉強モードに入れる準備ができるのが1時間後・・・ 

この無駄時間をなんとかしたいなぁってのが目下の課題です 

下校後の学習内容は、本来やるべき通常学習で問題ないです 

長文読解も含めた熟考タイプの問題も含め、しっかりと学習しましょう 

ただし、感じだけは後回し 

寝る前

寝る前の学習では、下校後の学習で後回しにした「漢字」および「暗記もの」をやりましょう 

およそ30分程度の学習量でOKだと思います 

こちらも朝勉と同じように、就寝前の時間なので脳をフル回転させる必要はありません 

むしろ、機械的で無思考な学習が良いです 

ただ学習後就寝時間帯に知識の定着作用が行われます 

その作用に期待する学習内容になります 

記憶に定着させる学習に絞って1日の締めを行ってください 

これらを1日の学習サイクルとして早いうちから平常運用できるようにしておくと良いです 

先に1日の学習タイミングの話をしましたが、短時間で集中できる学習スタイルは必須となります 

子供の集中力はおよそ30分程度だと考えてください 

その集中力を乱さない・切らせない充実感のある学習時間を過ごすためには、学習ノートの準備が必要になります 

今回は育成テストに向けたノートの準備方法を少し共有させてもらいます 

【H3】復習用スクラップノート作成 

学力育成テストを攻略するためには、単元の復習は必須です 

いかに効率よく短時間で復習できるかというのが勝負になりますよね 

2〜3cmの厚みのあるテキストから「さぁ復習やりなさい」と言っても、重たいテキストを引っ張り出して・・・ 

ただでさえ勉強に後ろ向きの我が子は、その時点で30分は軽く経過します 

時間泥棒でもいたのかと言わんばかりの時間浪費が発生します 

皆さんのご家庭はいかがですか? 

っというわけで、復習範囲をすぐに開くことができ軽量かつスピード感を持って取り書かれる方法が、復習用スクラップノートです 

とっても簡単ですのでぜひ準備してあげてください 

①テキストをスキャニングおよびコピーします 

②テキストの問題部分を切り取ります 

③復習用ノートを準備し貼り付けます 

っね簡単ではないですか? 

軽くてシンプルで復習箇所が一目瞭然 

これで、時間泥棒ともおさらばです 

復習用スクラップノート作成の注意点 

解答欄のエリアに少し工夫が必要です 

まず解答欄は広めにとっておいてください 

可能であれば8mm方眼だと整理しやすいです 

項番や回答記号は書いてあげるとスムーズです 

もちろん本人が書けることが最終ゴールとはなりますが、はじめのうちはノートの解答欄の使い方を覚える意味でも 

記載してほしい情報と回答バランスを意識づけするために記載してあげると良いでしょう 

ある程度の空白を持つことで、見やすくまた振り返りをする際もスッキリするのでGOODだと思います 

解き直し

次に解き直しです 

最初の回答の正誤チェックは赤文字で行います 

間違えたものは、回答情報をそのまま残し余白に再回答をきさいします 

ここで先程の注意点で記載した「解答欄は広めに取る」というのが活きてきます 

そうすることで、正しい回答までの家庭と間違えた過程を比較することができます 

誤回答への気付きが行えます 

また2回めの解き直しの正誤チェックは青文字で行います 

こうすることで、テスト直前の振り返りの際に弱点ポイントとして効率的に拾い出すことができます 

効率よく短時間で学力育成テストを攻略するポイントになると思います 

一度試してみてください 

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