【中学受験】学習力育成テスト攻略(その1)【虎の巻】 

2022-07-18

学習力育成テスト攻略(その1)

日能研学習力育成テストを攻略 

本科生(4年生)になると、2週間に1度のペースで「学習能力育成テスト」が行われます。 
4年生になると学習能力育成テスト以外にも、「全国公開模試」での力だめしも入ってくるため学力把握のためのテストの回数が増えてきます。 

小学4年生にとってはハードワーク! 

勉強しないのはわかっているものの、親としては効率的になんとか攻略したい。 

そして可能であれば可愛い子供に自信をつけてあげたい! 

日頃の努力は無駄にならないということを感じてほしい! 

という親心・・・わかっていただけますよね? 

こんにちは凛(りん)です。 

最近子供の頃父親に言われた「馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」ということわざを、我が子を見ながらよく思い出します。 

学力テストの種類 

日能研では、次の3つのテスト種別があります。 

それぞれ、テストによって目的や難易度が変わってきますので軽く理解しておきます。

日能研では、次の3つのテスト種別があります。 

それぞれ、テストによって目的や難易度が変わってきますので軽く理解しておきます。

学習力育成テスト

4年生では、2週間に1度行われます。 

2週間分の演習範囲を出題範囲とし、学力の定着確認を行うテストになります。 

丸暗記でも点数を取れなくないですが、次に紹介する全国公開模試では戦えません。 

そのため、授業での理解度や弱点克服のための目安として、しっかりと学力定着を確認する必要があります。 

全国公開模試 

2ヶ月に一度もしくは、1ヶ月に一度のペースで行われます。 

範囲のないテストなので、学習範囲外のテスト範囲となります。 

また、競い合う相手も日能研以外からも参加するので、自信の実力位置がわりと正確に把握できるテストです。 

難易度も高め。 

講習特別テスト 

これは、春夏秋冬の特別講習に関連したテストです。 

一定期間の総復習のテストなので、確実にとっていきたいところ。 

全国公開模試は気になるものの、まずは学力育成テストにてしっかりと基礎固めと習熟度を高めることが先決です。 

タイムマネジメント 

我が家はそうなのですが、学習内容の復習となるとしっかりと熟考してもらいたいので、長めの時間をかけた学習を黙認してしまっているのですが。 

はっきり言って、最近あまり効果ないなぁと感じています。 

理由としては2つあって、1つ目は時間の浪費です。 

一応本人には、5分考えてもわからないものは声をかけるようにルールを伝えて入るものの、もんもんと考察。 

考える・・・考え飽きる・・・手遊び始まる・・・時間の浪費。 

という遊び要素が入ってきてしまって、結局の所時間だけがかかり進捗が悪いという結果となります。 

2つ目は、テストでの時間配分がわからず最終問題までたどり着けない。 

熟考スタイルが染み付くと、立ち止まる時間が長くなり答案用紙の後半は驚きの白さ!となります。 

聞いてみると、時間が足りなくなったという言葉を聞くので、問題を解くための時間配分も身につけておく必要があると感じています。 

つまり、日頃の学習の中でタイムマネジメントをこない、決めた時間の中で回答するというトレーニングをする必要があります。 

復習回数は2回以上

次に復習回数です。 

クラスでの上位にいる生徒から話を聞く限り、復習は2週行っているとのことです。 

つまり、学力定着には1週のみの復習では不十分であるということがわかっています。 

そのため、2週復習できるようにすれば、十分上位に食い込めると言えます。 

もちろん、2週復習させるためには恐ろしいほどの労力が必要ですし、我が家はまだそこまで至っていないです。 

効率的に学習できるように、親のフォローは最大限行っているつもりではありますが、無駄な時間が多いのだろうと感じています。 

そういった意味では、先に記載した時間の使い方が重要になってくるのだと痛感しています。 

学習範囲の絞り込み 

次は、範囲の絞り込みです。 

日能研の学習範囲はひとコマだけでもそこそこのボリュームがあります。 

親がざっと見返すだけでも15分から30分程度かかるボリュームです。 

子供にとっては、相当量のボリュームになることでしょう。 

そこで、重要となるのが取捨選択です。 

基礎問題は、どの生徒も確実に取りに行く必要があります。 

学習力育成テストでは、できない分野を洗い出すことが目的となっています。 

基礎力が足りないのか、基礎力は十分習得できているのかを見極める必要があります。 

我が家では、この基礎問題は確実に取りに行くように最低限のノルマとして考えています。 

もちろん塾の講義にてしっかりと身につける事ができる子供であれば、ある程度基礎学習範囲はしっかりと頭に入っていると思うので、サラリと基礎問題を復習して応用問題に対応できるようにしておくと良いでしょう。 

我が家の場合は、塾での講義時間内でもやる気スイッチは入らないので、基礎問題部分もかなり微妙。 

数日も立てば、忘却曲線は底辺近くに下落するので、まぁ記憶にない状態になります。 

残念ですがそれが事実。 

ですので、基礎問題の振り返りに時間がかかります。 

結果、テストでの伸び率は微妙・・・にはなりますが、基礎問題を確実に力にすることに注力しています。 

子供の今の習熟度に合わせて、学習範囲を取捨選択してあげてください。 

ターゲットは受験年度の2月1日なので、そこにピークを持っていきましょう。 

親は記書きではないですけれどね。。。わかります。

いかがでしょうか。 

まずは、時間の意識ですね。 

テストは時間制ですので、時間の意識はとても重要です。 

そして、復習の周回は2周を目標にしましょう。 

2周目は、1周目よりも早く終わるはずです。 

最後に、対策範囲の取捨選択。 

効率よく未習得箇所を見極めて、学習に組み込みます。 

繰り返しになりますが、ピークは2月1日です。 

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